鬼滅の刃　刀鍛冶の里編　８話　ネタバレ感想「無一郎の無」

ゆうくんのむっつり顔かわいい（）

※ネタバレ注意。

水獄鉢からなんとか抜け出したむいくん。しかし、玉壺の毒で体がしびれ、思うように戦えない…。そうしてる間にも、玉壺が放った金魚なのかフナなのか不明な化け物に小鉄くんが…！　絶対絶命の彼が思い出したのは、お父さんの言葉。そして、悲しい過去でした…。

むいくんのお父さんは木こりでしたが、ある嵐の夜、お母さんが高熱を出し、布団をかけても寒いというくらい、体調が悪化してました…。幼いむいくんは涙目になりながらお母さんに寄り添いますが…。

そして薬草を取りに行ったお父さんも崖から転落し、ご両親２人とも亡くなってしまいました…。彼は、１０歳で１人になったと思っていましたが、記憶がよみがえり、彼の隣には瓜二つの険しい顔つきの少年が。むいくんは、双子だったのです。ゆうくん待ってました！　ブログ主の最推しゆうくん！（）

ゆうくんこと時透有一郎くんは、むいくんの双子のお兄さんです。彼は険しい顔つきと、言葉遣いもきつく、亡くなったご両親のことを悪く言っていました。むいくんは反論しますが彼の言うことも筋が通ってるため何も言えず、涙を流すしかありませんでした…。

ちなみに、あとの描写でもありますが、ゆうくん、むいくんより多くの薪を持ってるんですよね。彼、口が悪いだけで本当は優しい子なんですよ…！　弟想いの優しい子なんです…アニオリのこの後の彼の行動についても語ります。

２人はすれ違ってるというか、仲はあまりよくない印象でした。そんな中、水くみに行った先であまね様に出会い、むいくんはあまりの美しさに驚いています。

彼らが一番最初の呼吸の剣士の子孫と教えられ、鬼殺隊に勧誘されますが…ゆうくんは彼女を追い返してしまいました。どうでもいいですがあぐらをかいて舌打ちするゆうくんかわいい←

ゆうくんは夕飯の支度をしており、むいくんは剣士になろうと誘いますが…ゆうくんは激高。むいくんを激しく怒鳴りつけます。ここでも、むいくんの大好きなふろふき大根の準備であろう大根を切ってるんですよね…！　行動の端々に弟への愛情が…！

両親のこともきつい口調で罵倒し、この事から２人は口を聞かなくなり、口を聞いたのはゆうくんがあまね様を追い返すために水をかけた時にケンカになった時以来だったそうです…悲しい…。

むいくんが疲れてても声もかけないゆうくんですが、ここでも彼はむいくんより多くの薪を文句も言わずに運んでるんですよ…！　ゆうくん、言葉にしなきゃ伝わらないこともあるよ…！

ある暑い日、扉を開けて何もかけずに寝ていた２人、あまりの暑さからむいくんは水を飲みに行きました。そこへ鬼が…！　むいくんに襲い掛かろうとしたその時、ゆうくんは異変に気付き飛び起き、むいくんを庇って腕が…！！　この描写はアニオリだったのですが、ずっと「ゆうくん、もしかしてむいくんを庇ったとかないかな…」って思ってたので、まさかの公式となり、涙が出そうになりました…！　痛々しい描写にも胸が締め付けられます…。

兄に重傷を負わせ、自分たちを罵倒する鬼に、むいくんは信じられないような力を発揮し、一晩中鬼を攻撃しまくっていました。頭を潰しても生きており、死ねないので苦しんでいました。やがて朝日が昇り鬼は消滅。むいくんはゆうくんの元へと向かいますが、体が鉛のように重くなりなかなか家に辿り着けません…。

フラフラになりながら彼の元へ向かいますが、ゆうくんの傷は１１歳の少年が負うにはあまりにも深く、今にも命の灯が消えようとしていました。

そんな状態でもゆうくんは、うわごとのように神様に祈っていました。むいくんのことを想い、人の役に立ちたいと言った彼を制止したバチを当てるなら、俺にしてください、と。そして、むいくんの名前、無一郎の無は無限の無と言い残し、息を引き取りました…。こうなる前に、きちんと話し合ってれば、そう思えてなりません…。

自分の名前の本当の意味を思い出し、彼は玉壺が放った化け物たちを一掃しました。

一方鋼鐵塚さんは玉壺の攻撃で片目を喪ってもなお、刀を研ぎ続けていました。怒り心頭の彼は鉄穴森さんに矛先を向けようとしますが、ついにむいくんが到着。痣を発言し手負いの中、玉壺と戦います。鉄穴森さんが作った新しい刀で、悪鬼に裁きを下します。

ゆうくん、ずっと、後悔してたんだね…！いっぱいいっぱいで、むいくんに優しくできなかったことをずっと後悔していたゆうくん。彼は、どんなことがあっても弟だけは守ると決めていたからこそでした。口では悪く言っていても、本心は家族、そして弟想いなゆうくん、彼を好きになれて、本当によかったです…！　ずっとずっと待っていたゆうくんの登場、感動でした…！